抗真菌薬は水虫と脂漏性皮膚炎を治せる

脚にクリームを塗る女性

真菌は、細菌よりも形が大きくて、高等な菌です。
日本人は、水虫で悩んでいる人が多いのですが、水虫も真菌による感染症のひとつです。
水虫は、白癬菌が感染して発症します。
真菌による感染症には、抗真菌剤を使って対処します。
真菌は、健康であれば、害になることは少ないのですが、体が弱って免疫機能が低下していると、真菌が増殖して体に悪影響を及ぼすこともあります。
真菌と細菌の違いは、遺伝子を包む核があるかどうかです。
真菌にはあり、細菌にはありません。
真菌のように、遺伝子が核で包まれている生物を真核生物と呼びます。
人間の細胞にも核があり、真菌の細胞は人間に近い構造だということがわかります。
抗真菌薬では、アゾール系抗真菌薬が有名です。
アゾール系抗真菌薬は、エルゴステロール合成を抑制することによって真菌の増殖を抑えます。
皮膚科での水虫の治療には、アゾール系の抗真菌薬が使われることが多いです。
特に、イミダゾール系の成分である硝酸ミコナゾールは、水虫の治療薬として非常に有名です。
アゾール系の水虫治療薬は、浸透力が高いので、効き目が長持ちするというメリットがあります。
白癬菌に感染した場合、市販の水虫治療薬を使う人も多いです。
皮膚科では、水虫の治療のために外用薬か内服薬を処方してくれますが、ほとんどは外用薬を使います。
爪水虫は、内服薬を使うことが多いです。
脂漏性皮膚炎は、過剰な皮脂が原因となることが多いのですが、真菌も原因のひとつです。
脂漏性皮膚炎は、顔にも頭にもできます。
頭にできた場合、強いかゆみを感じる人もいます。
炎症を起こしたり、かさぶたになることもあります。
脂漏性皮膚炎にも、水虫の治療と同じように抗真菌の塗り薬を使います。

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