抗真菌薬が効かない水虫がある?

きれいな足裏

水虫の治療には抗真菌薬が使われますが、時折「水虫に抗真菌薬を使っても意味は無い」といったことが言われることがあります。
ただ実際のところ、これについては噂の域を出ないと言って良いでしょう。
まずそもそも、抗真菌薬にはいくつかの種類があります。
水虫に使われるものとしてはイミダゾール系、アリルアミン系、ベンジルアミン系などが挙げられるのですが、体質に合う薬をしっかり選ぶことが出来ればいずれも水虫を治療する効果は確かにあります。
もちろん「体質に合う薬をしっかり選ぶことが出来れば」ということが前提になりますから、残念ながら選んだ薬が体質に合っていなかったということであれば水虫にはいくら使っても効かないということになるでしょう。
ただこれは例外のようなものですから、これだけで効かないというのは少々無理があるでしょう。
また水虫は水虫でも爪の中に白癬菌が感染する爪水虫には抗真菌薬が効きづらいことは確かです。
特に爪は皮膚組織の中でも特に固い部分ですから、ここに塗り薬を使って対処をしようとしても効果は期待しづらいと言えます。
しかしこの場合も、塗り薬で浸透させることが難しいのであれば体の内側から対処してやれば良いだけの話です。
実際に爪水虫と診断された場合には塗り薬と併せて内服薬タイプの抗真菌薬が処方されることが一般的ですから、この内服薬を決められた間飲めば問題ありません。
爪水虫となると完治させるまでには一年近くかかってしまうようなこともありますが、時間さえかければ対処することは可能なのです。
一応例外的に抗真菌薬を中途半端に使って薬剤耐性を持った白癬菌であればどのような抗真菌薬も効果が無いということになることもあり得ますが、これも可能性としては排除して良い程度のわずかなものでしょう。
こうしたことを考えると、水虫治療に抗真菌薬は確かに効果があると言えるのです。

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